●●● TOP >>>Tea time








     Tea time  演劇


 
幕末気象台 のサイトはこちらです。

幕末の天気を調べている、いろは丸さんのブログにて
玉造座演出のポンタさんとの、やりとりです。掲載許可はとっています。



 
芹澤鴨暗殺時の天気 文久三年九月十六日

ぽんたさんリクエストありがとうございます。
リクエスト頂きました、文久三年九月十六日の京都の天気をお知らせいたします。
文久三年九月十六日は西暦ですと1863年10月28日に当たります。
まず天気概況を九月十五日から見て行きましょう。

九月十五日は全国的に晴れの地域が多いのですが、奄美大島で「曇雨」、福岡県豊前市で「夜雨天」、三重  県松坂市では「快晴、夜雨」、京都では「晴天夜曇」とあり、翌十六日になりますと、京都では朝から雨 江戸では昼頃から雨、福島県相馬市では、「夜ニ入雨」となっています。
温帯低気圧が東進伴い、雨域や曇域が次第に北東進していることが分かります。
十六日の京都の天気は、
     雨【安達清風日記】【京都】
     陰雨【万里小路日記】【京都】
     陰小雨【中山忠能日記】【京都】
     雨降夜同断【高木在中日記】【京都】
となっていまして、特に強い雨ではなく、じとじととした雨が降っていた様子です。

翌日の十七日も、
      自去夜雨下巳後晴陰不定【中山忠能日記】【京都】
とありますので午前十時頃まで雨が残ったようです。

低気圧から伸びる前線の位置がわかりますと、気温や雨の降り方などももう少し分かるのですが、手持ちの史料で  は解析出来ませんでした。

芹沢鴨暗殺は、九月十八日の説もありますが、何か面白い史料が出ましたら、お知らせいたします。




 
新見錦切腹の日の天気

ぽんた様リクエストありがとうございます。
文久三年九月十三日は西暦では1863年10月25日になります。秋もだいぶ深まった頃です。
まず、天気概況を見てゆきますと、九月十一、十二日は、太平洋側では、北海道厚岸町から江戸、大阪、鹿児島県  肝属町まで全国的に晴れ。
一方、日本海側では、大陸からの寒気の流れ込みにより、福井県鯖江、新潟県巻町、秋田県能代市などで雨     となっています。
十三日は、奄美大島で曇天雨。鹿児島県肝属町で雨天。小倉市で陰、午後微雨。広島で曇、昼後より雨。大阪で、  晴夕方より雨。江戸で、早天より小雨終日。銚子で、雨天西北風となっていて、太平洋の南岸に雨域が広が  って来ているのが分かります。昨日まで雨がちだった日本海側は鯖江、巻町などで晴天となっています。
総括しますと、九月十一日十二日の寒気の流入により太平洋上で弱い前線が形成され、十三日には寒気流入が弱 まり前線が北上して太平洋南岸の降雨になったと思われます。
さて、太平洋南岸でもなく、日本海側でもない京都の天気はどうでしょうか。

史料によると、
      
      晴【二條家御番所日記】【京都】
      曇天【万里小路日記】【京都】
      晴陰不定【中山忠能日記】【京都】
      曇天夜同断【高木在中日記】【京都】
となっています。
京都の九月十三日の天気は、曇りで時々日差しがあり、夜も曇りで十三夜の名月は見えなかったようです。
台風とかと違って普通の日の天気予想は史料もすくなく、却って難しい事がわかりました。おそまつ。











発声練習(発音練習)

あえいうえおあお
かけきくけこかこ
させしすせそさそ
たてちつてとたと
なねにぬねのなの
はへひふへほはほ
まめみむめもまも
やえいゆえよやよ
られりるれろらろ
わうぇうぃううぇをわを
がげぎぐげごがご
がげぎぐげごがご(鼻濁音)
ざぜじずぜぞざぞ
だでぢづでどだど
ばべびぶべぼばぼ
ぱぺぴぷぺぽぱぽ

ちょっと休憩


あいうえおいうえおあうえおあいえおあいうおあいうえ
かきくけこきくけこかくけこかきけこかきくこかきくけ
さしすせそしすせそさすせそさしせそさしすそさしすせ
たちつてとちつてとたつてとたちてとたちつとたちつて
なにぬねのにぬねのなぬねのなにねのなにぬのなにぬね
はひふへほひふへほはふへほはひへほはひふほはひふへ
まみむめもみむめもまむめもまみめもまみむもまみむめ
やいゆえよいゆえよやゆえよやいえよやいゆよやいゆえ
らりるれろりるれろらるれろらりれろらりるろらりるれ
わいうえおいうえおわうえおわいえおわいうおわいうえ
がぎぐげごぎぐげごがぐげごがぎげごがぎぐごがぎぐげ
(鼻濁音) がぎぐげごぎぐげごがぐげごがぎげごがぎぐごがぎぐげ
ざじずぜぞじずぜぞざずぜぞざじぜぞざじずぞざじずぜ
だぢづでどぢづでどだづでどだぢでどだぢづどだぢづで
ばびぶべぼびぶべぼばぶべぼばびべぼばびぶぼばびぶべ
ぱぴぷぺぽぴぷぺぽぱぷぺぽぱぴぺぽぱぴぷぽぱぴぷぺ

玉造座で稽古前に行っている発声練習です。

ごくごく普通の発声練習ですが、なかなか奥深いです。

あいうえお いうえおあ うえお・・・と区切らず、一息で一行を発声したいものです。いきなり声帯に息をぶつけるような発声の必要ななく、焦らず体がリラックスしていてお腹で声をささえていられれば良し、お腹で声をささえていれば一息で一行は楽にできます。なるべく口を大きく動かし一字一字がハッキリ発声できていること、声をどこに向かって発声してるかをイメージできているかなどなど

実はこの発声の前に腹式呼吸で息を吐く練習を入れたほうがいいみたいです。
●●● TOP >>>Tea time
 
 当サイトの内容一切の無断転載、使用を禁じます
copyright 2009 tamatsukuriza All rights reserved
inserted by FC2 system